巡視船やまくに(総トン数335トン)は、平成24年1月19日から1月25日までの間、宮城県沿岸部を中心に、行方不明者の捜索活動を行い、1月28日に大分基地に入港しました。
巡視船やまくにとしては、6回目の派遣となりました。
今回の捜索海域は宮城県荻浜湾でした。広大な範囲の捜索となりましたが水中ソナーを活用して効果的な捜索を実施しました。
捜索は、水中ソナーで広範囲を捜索し、顕著な映像が認められればその位置を中心に潜り、海底を確認するといった事を繰り返し行います。
去年12月の派遣時より水温が低くなり約5℃の時もありました。気温は氷点下の日もあり、厳しい環境での活動となりました。
今回の捜索海域は水中の視界が悪く困難な状況での捜索となりましたが、6人の潜水士が懸命な捜索を実施しました。